英検とこれからの塾選び

TOEIC

家庭教師の最大のメリットは自宅で自分のペースに合わせて授業を進め、 分からない問題があれば授業の流れを止めてそこを重点的に教えてもらうことが可能だということでしょう。 学習塾だと他にも生徒がいるのでひとりの生徒のために授業を中断してまで質問に対応してくれませんが、家庭教師なら遠慮なく質問をすることができます。 そのための家庭教師であると言っても過言ではないほどです。 先生が生徒とマンツーマンでしっかり指導をしてくれますので、学習塾よりも集中して勉強に取り組め効率も上がるでしょう。

TOEFL

TOEFL(トーフル)は“Test of English as a Foreign Language”の略で英語を母語としない人達の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、 米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発されました。 大学のキャンパスや教室といった実生活でのコミュニケーションに必要な、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定します。 試験時間は4時間ですが、リーディングかリスニングの何れかには「ダミー問題」と通称される、スコアには影響しない問題が追加されており、 それにあわせて全体の試験所要時間も変化します。回答方法は標準の英語コンピュータ キーボード を使用して回答し、結果はスコア(得点)で示され120点満点です。

英検

「英検」は正式名称を「実用英語技能検定」といい、年3回実施され、年間受験者数約230万人の国内最大規模の英語検定試験です。 高校や大学での入試優遇や単位認定、海外留学時の優遇、企業への入社試験での優遇など、社会の様々な場面で広く認められています。 英検は級により試される技能が違い、5級から1級があります。5級~2級はマークシート方式、準1級、1級はマークシート+記述形式です。 3級からは一次試験(筆記・リスニング)合格者のみ二次試験(面接)が受験可能です。時間は受験する級により異なります。 英検は点数も出ますが、TOEICやTOEFLと違い、合格、不合格があります。

これからの塾選び

平成32年度より大学入試新テスト「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」が導入され、英語については、 「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」4技能を測定する資格・検定試験の活用を促進すべきであるという案が示されました。 これにより、従来のマークシート式試験と民間試験と併存させ、平成36年度からは民間試験に全面移行する案が示されました。 今後の塾は英会話に力を入れたり、英会話学校が大学受験入試に対応できるカリキュラムを導入するなど、 それぞれが新しい取り組みを検討・実施することが考えられますので、自分に合った塾選びをしっかり行い、早めの準備・検討をしてみてはいかがでしょうか。